採用力のある企業は、「採用ブランディング」の手法を取り入れている

採用力のある企業は、「採用ブランディング」の手法を取り入れている

2018/7/29 更新

「転職したい!」と思わせられる会社にするために

採用力のある企業は、「採用ブランディング」の手法を取り入れている

皆さんは「採用ブランディング」という言葉をご存知でしょうか? 元々新卒採用を中心に言われてきましたが、中途採用においても採用ブランディングが必要なものとなってきています。 では、そもそも採用ブランディングとはどういったものなのでしょうか? 活用するためのポイントもご紹介します。

 

採用ブランディングとは?

以前から「ブランディング」という言葉は企業のマーケティング戦略には欠かせない言葉として使われてきました。

自社というブランドの信頼などを高めていくことで顧客からの認知度や価値を高めていくための手法を指します。

採用ブランディングの場合、顧客部分が応募者や転職希望者に変わります。

つまり、応募者や転職希望者にとって「この企業に入社して働きたい」と思わせるブランド力を高めていくものなのです。

採用ブランディングを取り入れるメリット

採用ブランディングを取り入れるメリットはいくつかあります。

応募者数の増加が期待できる

転職希望者が会社を探す時、企業イメージも見ながら会社を選びます。
あまり知られていないような業界だったりニッチなサービスや製品を取り扱っている、他企業向けのものを取り扱っているとなると、一般的な認知度は低くなってしまい、企業イメージも浮かびにくくなってしまうのです。

そのため、応募者数自体も少なくなってしまいます。

採用ブランディングの手法を取り入れて、会社のブランド力が高まればその分認知度もアップし、応募者数の増加につなげることができるでしょう。

応募者と会社のミスマッチを防ぐことができる

先程のメリットのところで、認知度が低いと企業イメージが浮かびにくいということを紹介しましたが、逆に認知度が高い会社は企業イメージが浮かびやすい分、応募者が考える

イメージと実際の会社とではミスマッチが起こりやすくなってしまうのです。

ミスマッチが起きてしまうと内定まで進んだのに辞退されたり、早期離職につながってしまう恐れがあります。

採用ブランディングは会社が採用したいと考える採用ニーズに合わせて応募者の母集団を形成しやすくなるため、ミスマッチを防ぐことができます。

これは、採用ブランディングの手法で事前にイメージだけではなくしっかりと会社のことについて詳細に伝えることで、応募者はある程度会社のことを理解した上で応募してくれるため、ミスマッチの防止になると言えるでしょう。

コストを削減することができる

求人広告は単純に掲載してもなかなか応募者が集まらないのが現状です。

採用ブランディングを取り入れることで、評判が一気にSNSなどで拡散されていくため、コストをかけなくても応募者が集まりやすい環境を作ることもできます。

採用ブランディングの活用ポイント

採用ブランディングを活用するにあたって、それぞれのポイントを押さえながら利用してみましょう。

求めている人物を明確にする

まずは自社が中途採用時に求めている人物像を明確にすることが大切です。

例えば人間としてどんなスキルを持っているのか、自社の社風に合っているかというポイントを出していき、それを求人票に記載してみると面白いです。

具体的に「飲み会では率先して仕切り役を行っている」、「聞き上手だねと言われたことがある」などの応募者に求めるスキルを固い言葉を使わず、日常生活の中で発揮されるものを記載してみましょう。

社風は「スポーツが大好きな人が多いため、日本代表選があると勤務時間内にテレビを付けて応援することができる」のようなものを取り入れてみると、他社とはどんな違いがあるのか、どのような会社なのかが雰囲気まで伝わりやすくなります。

採用活動のキーワードを設定する

採用活動のキーワードとは、上記で決まった求めている人物像に合うキーワードを見つけていくことを指します。

例えば、求めている人物像が「自ら積極的に動く人」だった場合、そのまま「積極的」という言葉をキーワードにするのではなく、どう積極的に動く人なのかまでを決めて言葉を設定します。

積極的という言葉にも気合いや意志が強い、やる気、根性、ポジティブなど様々な言葉が連想できます。

その中でより自社が求める人物像に近いキーワードを設定し、採用活動や求人情報の中にたくさん盛り込んでいきましょう。

キーワードを作っておくと、会社のイメージにもつながりやすくなります。

コンテンツを充実させる

自社に採用ホームページを設けると、どうしても募集要項や応募フォームのみに仕上げてしまう場合があります。

せっかく採用ホームページを設けているのですから、もっと自社の魅力が伝わるようなコンテンツ作成を行いましょう。

また、SNSを活用した転職活動も近年拡大してきています。

SNSはコストも低く抑えられるため、活用することで採用ブランディングも大きな一歩につながるでしょう。ただしコストは抑えられるものの、それなりの労力や、続けることが重要となります。