若年層を取り込む採用プロセスのポイント3つ

若年層を取り込む採用プロセスのポイント3つ

2017/10/31 更新

若年層の採用を狙っているなら

若年層を取り込む採用プロセスのポイント3つ

新卒などの若年層の社員を採用してもすぐに辞めてしまうというイメージを抱いている人事担当者も多いのではないでしょうか。 確かに、現代の若年層は昔に比べて会社への帰属意識が低い傾向にあります。 しかし若年層を会社で育て、将来の活躍につなげることも人事はもちろん、会社全体としては重要なポイントと言えます。 そこで、若年層を取り込むための採用プロセスを行うにはどのようなポイントを重視すれば良いのか、ご紹介していきましょう。

 

若年層の特徴から見える若年層採用の難しさ

1980年から2000年までに生まれた若年層を、現在「ミレニアル世代」と呼ぶのですが、このミレニアル世代は今までの世代とはかなり違った特徴を持っています。

例えば、ミレニアル世代はバブル崩壊後、長期的な不況を受けつつ育ち、リーマンショックなどの後遺症を受けながら社会に出てきているので、上の世代より豊かになれないと言われているのです。

そんなミレニアル世代は成功したい、経済的に豊かになりたいというよりも、自分がしたい仕事やプライベートを重視した会社選びを行うケースが多くみられます。

このミレニアル世代が持つ、ワークライフバランスを採用プロセスの中で重視せず、従来の「やる気があって会社に貢献してくれる若者」を待つようでは、若年層の採用は難しいと言えるでしょう。

若年層採用で最も苦労するプロセスとは

アンケート調査で若年層を採用する際に最も苦労したプロセスは何かという質問に対し、最も多く見られたのは、母集団そのものを確保することが一番難しいという意見でした。

応募者は集まるものの、その後の選考段階で辞退されることが多かったり、そもそも会社が求めているような人材の母集団が集まらなかったりする場合が多いようです。

この他にも面接選考や若年層採用に向けた社内調整が難しいという意見が多くみられます。

若年層を取り込むための採用プロセスのポイント

上記のような採用プロセスでの苦労がみられることが分かった上で、どうすれば会社が求めている若年層を取り込むことができるのでしょうか?

1.会社の将来的なビジョンから応募者へどんな期待をしているのか、ハッキリと伝える

若年層の応募者の中には、しっかりと将来のライフプランを用意し、自分のライフプランに合う会社を探す人もいます。

そのため、会社から将来的なビジョンを伝えることで、自分のスキルアップにつながる仕事ができるかどうかを判断することができ、よりハッキリと明確なイメージを持つことができるのです。

また、応募者へどんな期待を寄せているのかを伝えることで、その希望に応えられるという人が応募が集まり、より企業が希望するような人材の母集団を形成することができます。

ただし、あまりにも希望が多かったり、無茶なものが多いと応募者は集まらないので注意が必要です。

2.どんな媒体で求人募集をするのかも大切!

求人媒体というとハローワークや求人情報誌、人材紹介会社など、様々なものがありますが、若年層を集めたい場合はインターネットの求人サイトを活用することが一番効果的と言えます。

ミレニアル世代は小さい子どもの頃から携帯電話やパソコン、スマートフォンなどを扱えてインターネットがより身近な世代と言えます。
そのため、多くの若年層がインターネットを活用した転職・就職活動を行っているのです。

逆に新聞の求人欄や折り込み広告を利用した求人募集は若年層には、新聞自体を取っている人が少ないので、あまり有効ではありません。

3.応募者とはこまめに連絡を取り、辞退される人数を減らす

応募者とこまめに連絡を取り合うことで、応募者に考える時間を与えないようにします。そうすることで面接を辞退してしまう人を減らすことができます。

例えば、応募者へメールを使って面接日程を決めたい場合、必要な情報と候補日1つだけを提示し、なるべく簡潔にまとめます。

選択肢が増えすぎてしまうと、考える時間ができてしまい、すぐに返信しないどころか面接を辞退されてしまうケースも多いです。

しかし、この方法だともし提示された日に面接できないとなれば、別日面接の希望の旨を伝えるメールが届きます。すぐに返信させるためには、選択肢を減らすことが大切なのです。

上記の3つのポイントから分かるように、今までは会社が大手か中小企業なのかという部分や給料・福利厚生に関わるポイントはみられなかったかと思います。

ミレニアル世代はそのような地位や金銭面よりも、いかに自分らしい働き方ができるか、会社に共感できるかという価値観を持っています。

こうした若年層の価値観を理解し、採用プロセスの中で活用することで、若年層がすぐに離職してしまうというケースも減少していくでしょう。

また、もし採用が難しければ若いアルバイトを正社員として登用することも、離職のリスクを減らす方法として効果的です。未来ある若年層を確保できるよう、採用プロセスを今一度検討してみましょう。