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「転職希望者が見ると自社はあまり魅力的に感じられないかもしれない…」と考えている人事・採用担当者もいらっしゃるのではないでしょうか? また、他社の中途採用とあまり変わらないことをしていても意味がないように感じてしまう場合もあります。 中途採用は、一度企業選びに失敗してしまった人を採用するわけですから、転職希望者も会社選びはかなり慎重に行い、自分にとって働きたいと思う会社かどうかを様々な企業と比較しながら決めていきます。 そのため、他の会社と同じような中途採用では、転職希望者にとっても魅力に感じられない場合もあるのです。 では、具体的にどうすれば良いのでしょうか? 今回は中途採用での企画力についてご紹介します。
マーケティング戦略を考えた時、基本的にはまず自社分析を行います。
採用活動でも同じように、今後より良い人材を確保するためには転職希望者に対してどんなところをアピールすれば良いのか、自社には他にどんな魅力があるのかなどを知れるように自社分析を行う必要があるのです。
この時、何か強い魅力と、反対にあまり見せたくない弱みがあったとします。
強い魅力は十分にアピールすることで転職希望者にも魅力として伝わりますが、弱みはただ隠すのではなく、それをポジティブに活用することはできないかを考えてみましょう。
そこから中途採用の企画力につながる可能性もあります。
自社分析後に他社と比較すると、自社が不利になってしまうことがあります。
この状態で同じような採用活動を行っていても、転職希望者は他社に流れていってしまうのは当然です。
これを改善するためには企画力で勝負しなくてはなりません。
単純な企画としては、例えば「内定は三日以内に出します」と早めに決定を行うことを情報として伝えたり、インターン期間を設けてその後すぐに採用という形をとったり、会社説明会を企業の中ではなくあえてカフェで行ってみたりと、様々なアイデアを使って採用力を高めている企業もあるのです。
特にカフェで会社説明会を行うというアイデアは、転職希望者にとっては会社に出向くよりも緊張がほぐれ、様々な質問がしやすくなることや、企業側にとってはカフェという普段使っている場所であるからこそ、日常の癖や態度、マナーなどが出やすく、そういった人間性もチェックすることができるというメリットがあります。
こうしたアイデアはあまり資金がなくても工夫次第でできるものばかりです。
また、他にはないアイデアとして注目されるため、応募者数の増加にもつながる傾向があります。
サイボウズ株式会社が行っている中途採用は、「U-29採用」というものです。
新卒者の他にも20代で様々なことに挑戦してきた人を採用する狙いで設けられた採用方式です。
20代の段階で仕事を転々としていると、どうしてもまたすぐに離職してしまうのでは?と頭を過ぎってしまいますが、サイボウズ株式会社では逆にそれを「様々なことにチャレンジしてきた」と捉え、柔軟な発想で採用者を拡大しています。
株式会社東急エージェンシーでは、採用方法として物議を醸した「顔採用」を逆手に取った方法で採用活動を行っています。
通常、綺麗な人やイケメンばかりを採用していると「顔採用だ」と言われてしまい、ネット上で炎上してしまう場合があるのですが、自分の顔写真を入力し、顔分析システムによってタイプを分類し、どんなタイプかによってそれぞれ融通の効いた選考を行ってくれるという変わった採用活動となります。
例えば、のんびり顔と判断された場合は、エントリーシートの締め切りを他の人よりも数日伸ばしてくれるといった内容です。
実際に取り入れてよい人材が集まるかというとそうではないかもしれませんが、こうした他社にはない企画力が重要となってきます。
今までは転職希望者が注目しやすいものを紹介しましたが、逆に応募者が辛いと感じてしまうようなことを取り組みとして行っているところもあります。
ライフネット生命保険株式会社では、「重い課題を出します。」と宣言し、課題に対する制作物を期限を設けて提出させるという取り組みです。
内容も、かなり重い課題となっているため提出率も悪く、応募者の0.8%の人しか提出できなかったようです。
しかし、逆に提出した0.8%の人は、やる気や仕事に対する熱量も高いといえるため、やる気のある人材を探し、採用するのであれば良い方法と言えるのではないでしょうか。
このように、採用活動に企画力を取り入れることで、他社との違いをアピールしやすくなり転職希望者へ注目させることができます。
採用活動は型通りのやり方以外にも、自由に進めていくこともできるのです。
自社に魅力がないかもしれないと感じるのであれば、中途採用の際はその魅力をカバーできるほどの企画力で勝負してみましょう。