ワークライフバランスを考える。

ワークライフバランスを考える。

ワークライフバランスの成功事例

ワークライフバランスを考える。

仕事に関しての価値観や働き方の多様化により、ワークライフバランスの考え方が認知されるようになりました。 このワークライフバランスがしっかり取れていないことが原因で離職率が上がり、さらに適した人材を見つけることも困難という問題が出てきます。 ここではワークライフバランスの重要性や実際の成功事例をご紹介します。

 

社内ワークライフバランスの重要性とは?

ワークライフバランスを形成する要素は適度な労働時間と労働内容、そして仕事とプライベートの両立です。

ワークライフバランスは仕事への熱意ややりがいを持って働き、そして仕事での責任もしっかり果たした上で、個人のプライベート時間を確保して豊かな暮らしを実現する働きを示すものです。

生活や人生に必要な資金は働くことで手に入れ、さらに仕事にやりがいを感じれば人生を充実させる効果があります。ところが、実際は安定した職になかなかつけず、プライベートを仕事につぶされてしまうケースも少なくなく、仕事のストレスが災いして体調を崩したり、家族との時間が取れず家庭不和になったりする問題が増加しているのです。

しかし、働かなければ資金を得ることができず、生活まで困難となってしまいます。このような悪循環を避けるためにも、仕事と生活のバランスを整える働きが重要なのです。

ワークライフバランスによりあらわれる効果

ワークライフバランスを良くすることでどんな効果に期待ができるのでしょうか?

1.新たな人材確保と離職の防止

高齢化社会により働き手が少なくなる現状では、女性や高齢者も大切な人材であると考えられますが、それぞれの生活に適した働き方を提案する必要があるでしょう。

新たな人材確保やプライベートを理由に離職することを防ぐためには、従来の長期労働も含めて柔軟な働き方を調整することが大切です。様々な人材が働きやすい環境であれば人に確保も難しくはなく、満足度も増して離職防止にも役立ちます。

2.社員のモチベーションやエンゲージメントの向上

無理な労働が減れば社員の心身共に健康状態を維持で、自然と仕事へのモチベーションも高まる効果に期待できます。

また、心に余裕ができればエンゲージメント率も上昇するでしょう。社員の個人と会社が強く結ばれれば、個人と会社それぞれの成長や発展に貢献しあえる関係でいられます。

3.業務の効率化や生産性を高める

ワークライフバランスでは業務を時間内に終わらせることも大切なので、業務の効率化についても改めて考える必要があります。

業務のマニュアルを作成することで、今まで見つけることができなかった問題点を掴むことができ、業務の改善を図ることが可能です。さらに社員も業務の効率化や改善を意識することで、生産性も以前より高める効果もあります。

4.長期労働を防ぐ

最近は長期労働問題や残業代未払いといった問題も表面化しつつあります。

世界と比較しても日本の労働時間は長く、長期労働によるストレスを抱えて離職する人も珍しくはありません。ワークライフバランスで業務を効率化すれば残業を前提にした長期労働も少なくなり、残業代の削減にもつながります。

大手食品メーカーのワークライフバランス事例

マヨネーズやドレッシングなどを製造販売する大手食品メーカーでは、労働時間制の廃止共にワークライフバランスの見直しがされたのです。

各部門の総務担当者でチームを結成し、社内にワークライフバランスを浸透させる活動が始まりました。

社内アンケートで現状を把握

目標が決まった後、社内の現状を把握するためにアンケートが実施されました。

アンケート内容にはワークライフバランスについての質問や仕事をしている理由、生活で大切にしていることなどを用意したことで、ワークライフバランスの理解や改めて見直すきっかけづくりとなったのです。

アンケートは任意で行う工夫もしており、1300通以上の回答がありました。

ワークライフバランスの見直し

こちらの会社ではドレッシングをつくる会社であるため、自分の人生をサラダに例えて理想を書きだすシートを用意しました。

サラダボウルの上には「NOW」と「DREAM」と書かれており、NOWとかかれたサラダボウルには現状を具材のように書いていきます。

その際、費やしている時間や意識を具材の大きさで表すことで、分かりやすくなる工夫がされていました。

DREAMでは実現したい理想を書き、現実と理想のギャップを理解して、社内ワークライフバランスの再調整が行われました。これを書いたことにより、目的の明確化や業務効率の見直し、生活スタイルの変更を意識した社員が増えたようです。

ワークライフバランスの共有

ワークライフバランスによっては急に人へ仕事を頼まなくてはならないケースもあります。

その部分を理解してもらうために、個人のワークライフバランスを職場で共有する取り組みも行われたのです。お互いのワークライフバランスを発表することで理解が得られ、さらにコミュニケーションの活性化にもつながる結果となりました。

理想と現実を埋める

ワークライフバランスの見直しで現実と理想のギャップが見え、それを埋めるために不足している部分を考え、阻害要因を具体的に書きだすシートが作成されました。

自分自身やチームで取り組みたいことやお願い、会社自体にお願いしたいことを明確して、実現させるための要点を見つけることができます。

さらに会社へのお願いで意見を告げることで、会社の意識改革にも貢献にもつながっているのです。

このように、ワークライフバランスは社員が健康的にやりがいを感じて働ける環境づくりでは大切なことであり、さらに離職を抑えて新たな人材を増やすためにも大切な調整と言えます。

人材確保や意識改革のためにも、社内ワークライフバランスを改めて見直してみましょう。