中途採用の流れと気をつけるべきポイント

中途採用の流れと気をつけるべきポイント

新卒採用とはココが違う!

中途採用の流れと気をつけるべきポイント

新卒採用では人物が持つスキルやポテンシャルから選考をしますが、中途採用では保有するスキルやキャリア、即戦力になるかなどの要点から良い人材を選考していきます。 なので、新卒採用とは異なるポイントに気を付けなければなりません。 また、ただ選考するだけが採用担当の仕事ではありません。 内定を出しても承認するかどうかは候補者に権利があるので、内定を断られないように企業をアピールすることも大切でしょう。 それでは、中途採用の流れと注意点をご紹介します。

 

全体の流れ

①採用目標を設定する

中途採用を始める上でまず行う必要があるフローは採用目標の決定です。
採用目標は企業の現状に基づいて経営戦略、組織、人事戦略の3つから導き出した要員計画から決めていきます。

なぜ人材が必要であるのか背景と募集をかける目的を整理しておきましょう。
そして、採用目的は質と人数で構成されますが、特に質の部分は求める人材のイメージを明確にしておくことが大切です。

どの様な人材を求めているか把握することで、その人材確保できる効果的な求人広告や選考方法を考えることができます。

さらに、要員調査をしっかりと行い、どのポジションにどのくらいの能力や知識を持つ人材が、どのくらい必要なのか把握し、募集人員や募集と採用期間を確定させましょう。

募集手段を設定する

中途採用では候補者を集めることが新卒採用よりも難しいところです。

なので、採用ターゲットと効率良く巡り合える募集手段を考える必要があります。
募集手段には公営と民間に大きく分類することができ、さらに細かくタイプされます。

①公営

公営は無料で募集がかけられる募集手段です。

職業安定法などによる分類では直接応募・委託応募では合同会社説明会があり、職業紹介ではハローワークや学校などがあります。

②民間

民間は有料で募集をかけられる募集手段です。

直接応募・委託応募では縁故や合同会社説明会、職業紹介では人材紹介、文書募集

では新聞や専門誌、転職サイト、自社ホームページなど、その他人材サービスでは人材派遣などの手段があります。

募集手段が決定したら採用体制を考え、準備から採用決定までの募集スケジュールを具体的に決定しましょう。

社内外の調整

スムーズな選考を行うためには、応募受付や面接での質問内容に関する資料の準備、担当者不在時の対応など様々な準備をする必要があります。

また、受付時に渡す資料などは候補者に自社をアピールするために欠かせない資料であり、他には合否通知などの書類も作成する必要があるのです。

これらは通常業務と並行して準備しておく必要があるので、募集スケジュールをしっかり計画してその流れに応じて進めましょう。

また、募集のフローを理解している担当者を決定し、候補者のたらいまわしや説明不足を防ぎ、社内全体に採用活動を行っていることを伝えると、問い合わせに対してもスムーズな対応ができます。

応募者があらわれたら面接日程などを決め、できる限り早く連絡を行うように調整しましょう。

選考

選考は主に書類選考と筆記試験、面接試験になります。
書類選考では必要な条件や経歴などを把握し、候補者を絞りこむために必要です。
特に大量募集がある場合に効果的でしょう。

また、面接では見抜きにくい能力を判別させる意味でも筆記試験を検討しても良いでしょう。

筆記試験では専門性を知る専門知識試験、一般常識や教養、時事問題などから社会人の素養を見る一般常識・教養試験、知識だけではなく表現力や思考力、アイデア性などを見る作文・小論文、ビジネスパーソンとしての特性や知識を把握する適性検査があります。

そして、最も重要となる選考が面接試験です。
中途採用の場合は人柄よりも、仕事に必要な経験やスキルを持っているかを確認しましょう。

事前に履歴書や職務経歴書をしっかり読んで、チェックしたいポイントを整理しておくことが大切です。

動機や企業への関心度、入社後の目標などを聞くことで、自社や部門に適した人材かを見極められます。

そして、優秀な人材かどうかを見極められ、候補者が魅力的に感じる社員を選定することも大切です。

年齢に応じて面接担当を変えるのも良いですし、経営トップや部門責任者なども参加する手段も有効でしょう。

面接時は相手が答えられやすい質問を考え、話しやすい雰囲気をつくることも重視し、面接が終わるまで投げやりな態度はしないようにしてください。

内定後と入社後のフォロー

せっかく人員を増やしても早期退職や内定を出した時点で断られる理由は、フォローが欠けているからです。

候補者は早めに内定が出てほしいと思っているので、できる限り迅速なスケジュールで内定を出しましょう。

合否の通告ではどちらの結果であっても、配慮の心を持って接してください。

内定後は雇用内容や入社までに必要な物などの情報を内定者にしっかり説明し、そして諸手続きを行う必要があります。

入社前から馴染んでもらえるように、内定者の負担にならない程度でイベントなどに参加してもらうのも良いでしょう。

そして、入社後にもフォローは欠かせません。

中途採用は即戦力になる人材ですが、きちんと業務をこなしてもらったり、職場に馴染んでもらったりするためにある程度の教育指導が必要です。

指導する内容は会社の歴史や理念、就業規則など社内常識を説明して全体像をイメージさせる、職場の慣行を事前に教える、中途採用者の不安を取り除くためにポジションを明示しましょう。

また、中途採用者が気軽に相談ができる相談窓口の設置や連帯を高めるイベントや環境づくりといった中短期的なフォローも効果的です。

中途採用は準備の段階から効率良く行う計画性が求められます。

また募集時や面接時の対応、内定・入社後のフォローにより優れた人材をしっかり確保することが可能です。

新卒採用とは気を付けるポイントに違いがあるので、全体の流れを把握しつつしっかり対策や計画を立てて採用活動を行いましょう。