成果を上げる会社説明会資料の作り方

成果を上げる会社説明会資料の作り方

候補者の関心はプレゼン資料にある!

成果を上げる会社説明会資料の作り方

採用活動のフローでは会社説明会を行いますが、これは候補者と接触できる良い機会です。 候補者側もこの説明を通じて企業の情報を集めているので、候補者に関心を持ってもらえる魅力的なプレゼンを行う必要があります。 トークで心を掴むことも大切ですが、魅力的な説明会になるかどうかは資料作りから始まっているのです。 それでは、会社説明会での成果を上げる資料作りのポイントをご紹介します。

 

1つのスライドに情報を詰め込みすぎない

会社説明会ではパワーポイントを使って候補者に企業説明を行うことが主流となっています。

自分の会社をよく知ってもらいたいために色々な情報を提供したいところですが、1つのスライドにたくさんの情報やメッセージが載っていると文字も小さくなるので読みにくいです。

読みにくいということは候補者も情報を理解しづらくなってしまいます。なので、パワーポイントを作成する時は情報をカテゴリ化させ、そこに必要な情報だけをシンプルに記載しましょう。

詳しく説明したいカテゴリでも、せいぜい3枚程に分けるとちょうど良いです。

あくまでも目安なのでカテゴリに応じて枚数を増やして分けましょう。重要な情報は文字を太くしたり、色を変えたりすると分かりやすくなります。

必要最低限の情報を記載し、そこには書かなかった情報はトーク力を活かして詳しく説明してください。

また、スライドの量が多いと進行も大変なので、20~30枚前後が良いでしょう。説明会が行われる時間に応じて資料を増やしても良いです。

資料に書くべき内容

資料を作成する時は目次を作っておくと、これから視聴する候補者は全体の流れを把握しやすくなります。

パワーポイントで作成した資料をそのまま配布する際にも便利です。

そして、資料作成では説明の流れも重要なものと言えます。

例えば自社がどのような業界であるのか、どんな企業であるのか、どんな事業を行っているのか、業務内容や仕事の流れ、採用説明という流れだとスムーズです。

また、候補者は自社のホームページなどで分かるような情報よりも、当事者しか分からない情報を求めています。基本的な情報に合わせて働いている本人たちだけが知っている情報を掲載してみましょう。

そのような情報を記載することで候補者は同業界の他社と比較し、応募先を絞り込みます。

表に出にくい情報を公開する企業と公開しない企業を比べると、やはりクリアな情報を提供する企業の方が関心を持ってくれます。

会社自慢のような内容ではなく、他社とは異なる強みやどんなスキルが身につくなど働く上で必要な知識やアドバイスなどが良いでしょう。

画像や動画で資料を華やかにする

社内の様子や雰囲気を候補者に伝えるためには文章よりも画像の方が良いです。
画像ならその企業の実態をしっかり理解することができ、ただ文字が書かれた資料よりも華やかで明るい資料になります。

魅力的な資料を作るためには明るくシンプルなデザインも必要ですが、適度に画像を入れることもポイントです。

また、より企業の雰囲気や業務内容を理解してもらいたい場合は動画コンテンツの導入が良いでしょう。

静止画の画像よりも動きのある動画の方が、より職場のイメージを掴みやすくなります。

仕事をしている風景も良いですが、社員同士が楽しく雑談している風景を公開すればコミュニケーションがしっかりとれている企業だとアピールすることができるでしょう。

ドキュメンタリー風に撮影するなど、個性的な演出の動画を作成することで候補者もより興味や関心を抱いてくれる効果もあります。

資料は最新の情報を載せること

会社説明会では過去の資料を使いまわしているケースも多くみられますが、日々情報は変わっているものです。

単純に数字などを変更するのではなく、新しい情報が導入されたら説明会の資料もそれに応じて最新バージョンにアップデートしましょう。

過去のものと比較できる情報であれば、新しい情報と比較して改善されていることをアピールすることもできます。

お土産をプレゼント

最近は企業広告としてお土産をプレゼントする説明会も増えています。

ボールペンなど普段から使えるグッズをプレゼントする心遣いも、企業の良さをアピールするポイントです。

普段から使えるものも良いのですが、ちょっとした合間に食べられるクッキーなど

お菓子をプレゼントする企業もあり、説明会に参加する候補者から人気があります。

最近は説明会よりもお土産を目的に参加し、そこから企業に興味を持つ候補者も増えてきているようです。

普段から使えるグッズならトートバッグなどがおすすめです。

合同会社説明会ではたくさんの会社説明を受けるので、持って帰る資料も多くなってしまいます。

そこでトートバッグをプレゼントすることで、鞄に入りきらない資料やファイル、他のお土産を収納して持って帰ってもらえるのです。

他にも企業で販売している製品など企業独自のノベルティを考えて説明会でプレゼントしましょう。

このように、会社説明会では誰でも分かりやすい資料作成が求められます。

作成する時は文字を詰め込み過ぎないように気を付け、自社ホームページや求人情報から分かる内容以外の情報も載せましょう。

また、説明会では一方的な話ばかりは興味を持たれにくいので、候補者とのコミュニケーションを楽しむことも大切です。

そして、ネガティブな情報とポジティブな情報をバランスよく織り交ぜたトークも、関心を持ってもらえるポイントになります。

魅力的な資料を作り、トークでもしっかり戦略を練って会社説明会を成功させましょう。